クリステン・スチュワート、雑誌の表紙写真への批判を「性差別的」と一蹴

クリステン・スチュワート(33)が、ローリング・ストーン誌の過激な表紙に対する批判を「性差別的で同性愛嫌悪的」と一蹴した。『トワイライト』で知られるクリステンは同雑誌の表紙で、素肌に黒いレザーのベストを羽織り、白いジョックストラップの下着の中に手を入れている姿を披露しており、同写真が女性を客体化し、性的に見せる例として、一部のソーシャルメディア上で非難されていた。

クリステンは『ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア』でこう話した。「ちょっと皮肉な話で、これまで、いろんなものの表紙で男性の陰毛をたくさん見てきた気がするんだけど」「パンツに手を突っ込んだり、ボタンを外したり。性差別主義者や同性愛嫌悪の人々にとっては、女性のセクシュアリティに独自の意志があるという公然の認識に、ある種の苛立ちがあるんだと思う」

一方、「私は完璧に素敵な表紙だと思っている」「CBSから見せないように頼まれている。これを見せるのは良い考えではないと思っていること、その理由は理解できる」と前置きした司会のスティーヴン・コルベアは、観客が沸く中で表紙を公開し、「君は私よりもジョックストラップが似合うと言いたい」「ローリング・ストーン誌やスポーツ・イラストレイテッド誌では、もっと露出度の高い表紙を見たことがあるよ」と続けた。

しかし、スティーヴンが「女性のセクシュアリティに対する世間の期待に反していると思う」と感想を述べると、クリステンは「そう、女性のセクシュアリティは、実際に何かを望むのではなく、与えられること以外に何も望んでいないと思われているから」「そしてそれは、忌々しく突出しているように感じられる」と答えた。

脚本家の婚約者ディラン・マイヤーと婚約中のクリステンは同誌のインタビューで、挑発的な表紙撮影を試み、「人生で見た中で最もゲイらしいもの」にしたかったと語っている。

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