職場体験の成果発表 本紙での記者挑戦感想も 米子北高

新日本海新聞社での記者体験の感想を発表する博多屋さん(左)と松崎さん

 米子北高(米子市米原6丁目)の1年生約180人が地元企業での職場体験の成果を同校で発表した。新日本海新聞社西部本社で記者の仕事などに挑戦した2人は「新聞を読むことで社会の流れを把握できる」などと感想を述べた。

 同校は2022年度から、総合学習の一環で1年を通じてマナーアップ研修や職場体験に取り組んでいる。昨秋には「地域と共に」をモットーに地元企業63社で1年生が職場体験。このうち48社を訪れた生徒たちが六つの教室に分かれ、スライドなどを用いて企業の紹介や感想を発表した。

 新日本海新聞社西部本社で取材や記事作成に挑戦した博多屋創平さんと松崎莉空さんは「日本語で分かりやすく文をまとめることがこんなにも難しいことだとは思わなかった」と振り返った。また、新聞を読むことで「社会の流れを把握できる」「語彙(ごい)力の向上にもつながる」と感想を語った。

 会場には、職場体験を受け入れた15社の担当者が訪れ、生徒たちの発表に耳を傾けた。(門脇亜矢子)

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