日本酒、焼酎蔵計4社の合同蔵開き 豊後大野市で16日、三重町駅から無料シャトルバス【大分県】

「多くの人に蔵巡りを楽しんでもらいたい」とアピールする各蔵の代表者=豊後大野市役所

 【豊後大野】豊後大野市内の日本酒、焼酎蔵計4社の合同蔵開き「ぶんごおおの巡蔵(めぐるくら)」が16日午前9時半から、各蔵である。今回は新型コロナウイルス禍前の方式に戻して人数制限などをせず、各蔵とJR三重町駅(三重町)を循環する無料シャトルバスを復活させる。

 浜嶋酒造(緒方町)、吉良酒造(同)、牟礼鶴酒造(朝地町)、藤居醸造(千歳町)と市などでつくる実行委(森健太郎委員長)の主催。13回目。

 当日は各蔵で、出来たての新酒や限定酒、たる酒などを専用チケット1~3枚で提供。さまざまなつまみを販売する屋台も並ぶ。ジャズやフォークなどの生演奏もある。

 参加するには特製ぐい飲みが必要で、各蔵4枚分のチケットと手提げ袋とのセットで2500円(当日3千円)。各蔵とぶんご大野里の旅公社(三重町)で販売している。

 森委員長(46)は「コロナ禍前にはなかったクラフトビール園やレストランをオープンした蔵もあり、以前より魅力が増している。当日しか飲めない酒もあるので、多くの人に楽しんでもらいたい」とPRしている。

 シャトルバスは午前9時20分から午後3時半ごろまで30~40分間隔で運行し、何度乗っても無料。問い合わせは市商工観光課(0974.22.1001)。

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