農林業へ転職6500人、他業界転出の2.6倍 宮崎県内17~22年調査

 県内の転職市場に変化―。異業種から農林業への転職者が2022年までの5年間で計6500人となり、農林業から他業界に移った人の合計を2.6倍上回ったことが、総務省の就業構造基本調査で分かった。農業は農業法人の参入が相次ぎ、林業は高水準の伐採量が続くなど、いずれも雇用拡大への活発な動きが背景にあるとみられる。一方、宿泊・飲食サービス業などは大幅な「転出超過」に陥っており、人手不足職種への労働移動が進まない実態が浮き彫りになった。

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