ラグビー=ジョーンズHC「ラグビー界の大谷を」、才能発掘に意欲

[東京 13日 ロイター] - ラグビー日本代表のエディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)は13日、世界ベスト4入りを目指すこと、野球界のスターである大谷翔平選手のような世界的な才能を発掘することを目指すと語った。

ジョーンズHCは2015年に日本代表を率いてワールドカップ(W杯)の南アフリカ戦で歴史的金星を飾ったことで知られる。19年W杯ではイングランド代表を準優勝に導いたが、23年W杯ではオーストラリア代表を率いて同国初の1次リーグ敗退を喫した。

2度目の日本代表指揮となるジョーンズHCは日本外国特派員協会で会見に臨み、「4強入りにジャンプアップできない理由などない。日本人の資質にふさわしく、攻撃的で冒険的な新スタイルのプレーを生み出す必要がある」とコメント。「どうやったら若手に最高の選手に本気でなりたいという野心を抱かせ、ラグビー界で次の大谷を生み出すことができるかが重要」と語った。

日本は現在世界ランキング12位。ジョーンズHCの復帰初戦は6月22日、世界5位のイングランドが相手となる。

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