3ラン含む4安打5打点の大暴れで打率.367!中野巧夢と木浪聖也の阪神二遊間の牙城を崩す可能性ある岡田監督期待のダークホースとは!?

戸井零士が3ランHR含む4安打5打点

3月13日、タマスタ筑後で行われた春季教育リーグのソフトバンクホークス戦に、「9番・三塁」で先発出場した戸井零士は、5打数4安打5打点1HR。3ランホームラン含む4安打固め打ちで、5打点の大暴れを披露し、開幕1軍へアピールした。

4回、1アウト1塁の場面で、打席に立った戸井零士は、ソフトバンクホークス2番手・大城真乃の初球ストレートをレフトへ運び、チャンスを演出。しかし、後続が倒れ、得点には結び付かなかった。

さらに6回、1アウト1、2塁のチャンスの場面で打席に立つと、戸井零士は、ソフトバンクホークス4番手・木村光の4球目146km内角ストレートを体をうまく回転させ、捉えると打球はレフトフェンスを越え、3ランホームランとなった。

8回2アウト1塁の場面では、ソフトバンクホークス5番手・フェリックスの4球目150kmストレートをレフトへ運び、3安打猛打賞を記録。

最後は、9回2アウト満塁のチャンスの場面で、ソフトバンクホークス6番手・村上舜の6球目ストレートをライト線へかっ飛ばし、2点タイムリーツーベースヒットとした。

昨シーズン、ウエスタン・リーグで69試合に出場し、打率.144に終わり、悔しい思いをした戸井零士が、今シーズン飛躍を誓い、教育リーグでは8試合に出場し、30打数11安打で打率.367を記録。2試合連続タイムリーを記録し、存在感を放っている。

開幕までに1軍でのチャンスを掴み、存在感を発揮することができれば、中野巧夢と木浪聖也が構える二遊間の牙城を崩すことができるかもしれない。

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