ウイグル民族舞踊で視聴者を魅了、ディリラバが転倒して骨にひび

2月に中国の国営テレビ・中央電視台(CCTV)による特別番組「春節聯歓晩会」に出演した女優のディリラバ(迪麗熱巴)が、ダンスの最中に転んだ際、骨にひびが入っていたことが分かった。

春節の大みそかの夜に毎年放送される「春節聯歓晩会」は、今年は2月9日に放送され、人気女優でウイグル人のディリラバも出演。大勢のダンサーを率いて登場し、ウイグルの民族舞踊を披露した。このパフォーマンスでは、テレビ画面には映らなかったものの、舞台横に下がったディリラバが転倒して尻もちをつくアクシデントがあった。この時の様子を撮った動画を見ると、ディリラバはすぐさま立ち上がり、次のパフォーマンスの準備のために駆け足で舞台裏へ下がっている。

このパフォーマンスを担当したプロデューサーがこのほど、インタビューの中でディリラバについて、実は転んだ衝撃で骨に軽くひびが入っていたことを明らかにした。なお、番組では転倒後に再び舞台に登場したディリラバが、満面の笑みを浮かべてダンスを続けており、中国メディアが発表したデータによると、ネット配信を含めてこのパフォーマンスを約3億人が視聴している。

放送から1カ月後に明らかになったディリラバの負傷について、中国のネット上では「きっとかなり痛かったはず」「痛みに耐えていたなんて全く分からなかった」とディリラバをいたわる声やステージを完璧にこなしたことを称賛する声が上がっている。(Mathilda)

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