美術団体「新世紀美術協会」の茨城支部展が17日まで、茨城県日立市幸町の日立シビックセンターで開かれている。会員9人が自由に描いた独創的な力作51点が展示され、来場者の目を楽しませている。
同支部は市内在住者を中心に60~80代の男女が活動。今展では1人当たり4~6点を持ち寄った。枠にとらわれないのが同会の特徴で、風景や人物、動物などを対象に油彩画や水彩画、抽象画といった幅広い作品が並ぶ。このほか、原発再稼働を風刺した作品なども展示する。また、道具は筆やナイフ、板、スプレーと自由で、さまざまな技法を楽しむこともできる。
渡辺正則支部長(76)は「個性豊かな作品が多いので楽しめる。会員の力作を見に来てほしい」と話した。午前10時~午後5時(最終日は同4時まで)。