思い出を胸に未来へ 鶴岡の中学校2校で卒業式

仲間や恩師と記念写真に納まる卒業生=鶴岡市羽黒中

 鶴岡市内の2中学校で13日、卒業式が行われ、3年生が思い出を胸に学びやを巣立った。県教育委員会によると、県内の中学校は14日、小学校は18日にそれぞれ卒業式のピークを迎える。

 鶴岡市羽黒中の卒業式では高山久校長が一人一人に卒業証書を手渡し「輝かしい未来での活躍を祈念している」などと式辞を述べた。在校生による激励に続き、3年生60人を代表し、今井宏南(ひな)さん(15)と佐藤一矢さん(15)が「中学校生活は人生の大きな柱になる。私たちは一歩一歩着実に歩いていく」と誓い、全員で感謝の思いを込め、合唱した。

 式後には担任からはなむけの言葉が贈られたほか、生徒たちは仲間らと記念写真に納まり、別れを惜しんだ。この日は同市温海中も卒業式を行った。

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