4戦連続Hで12球団TOPの打率.478!秋広優人&萩尾匡也が狙う巨人外野スタメンを掻っ攫う勢いの阿部監督が一目置く逸材とは!?

佐々木俊輔がマルチヒットでOP戦トップの打率.478に浮上

3月13日にPayPayドームで行われたソフトバンクホークス戦に、6回の守備から途中出場した佐々木俊輔は、2打数2安打。4試合連続安打で、マルチヒットを記録し、開幕1軍へ向けアピールした。

7回、1アウト走者なしの場面で、打席に立った佐々木俊輔は、ソフトバンクホークス3番手・長谷川威展の4球目123kmスライダーを捉え、センターへのスリーベースヒットを放ち、チャンスを演出。しかし、後続が倒れ、得点には結び付かなかった。

さらに9回、先頭打者で打席に立つと、佐々木俊輔は岩井俊介の5球目152kmストレートを叩きつけ、高いバウンドで三塁を襲う内野安打となり、途中出場ながら、マルチヒットを記録した。

3月9日のオリックスバファローズ戦から4試合連続安打を記録し、オープン戦の打率は驚異の4割7分8厘に達し、佐々木俊輔が12球団トップを独走している。

佐々木俊輔は、ドラフト3位で日立製作所から巨人に入団したルーキーだ。1軍キャンプスタートを勝ち取り、フリー打撃では速度170km超の打球を放つなど、キャンプから規格外の実力を発揮し、そのポテンシャルに驚いた阿部慎之助監督からも一目を置かれる存在となっていた。

丸佳浩、秋広優人や萩尾匡也、松原聖弥、新助っ人のルーネッド・オドーアと、巨人外野スタメン争いは熾烈を極めるが、佐々木俊輔が開幕スタメンを掻っ攫う可能性もありそうだ。

© 株式会社日本文芸社