【STU48】帰ってきた熱き鉄板の祭典『ヘラ-1グランプリ』開催!

瀬戸内7県を拠点に活動するアイドルSTU48の今村美月・沖侑果が、広島のシンガーソングライター・HIPPYをゲストに迎え、広島県民のソウルフード・お好み焼きを「ヘラ」を使って美しく魅せる大会に挑戦、その技量を競いました。(『せとチャレ!STU48』2024年3月7日放送)

今夜の『せとチャレ!』は、番組名物企画!お好み焼きをヘラを使って美しく“魅せる”、『ヘラ-1グランプリ』を開催!

今回で8回目を迎える伝統と格式のある大会に挑戦するのは、今春での卒業を発表したメンバー2人。

広島出身で第1回・第3回『ヘラ-1』王者のみちゅ(今村美月)と、岡山出身で企画の意図が理解できていない沖ちゃん(沖侑果)。

そしてゲストチャレンジャーは、広島在住歴43年を誇りお好み焼きを知り尽くす男、シンガーソングライターのHIPPYさん。

大会会場は『ヘラ-1』の聖地、『ちんちくりん薬研堀本店』。

そして審査員はこちらもお馴染みの3人。

まずは『ヘラ-1』名誉顧問、『お好み焼アカデミー』理事にして年間300食ものお好み焼きを食べ歩くというレジェンド、ヘラ上げを見て人の心を説く生ける伝説、広島経済大学・細井謙一教授。

2人目は、ロサンゼルスでもお好み焼きを焼いてきた広島を代表するお好み焼き職人、ちんちくりん薬研堀本店・北浦篤店長。

そして3人目は、これまで数多くのお好み焼きをレポートし、実食してきたベテラン、榮真樹アナウンサー。

この3人が、『ヘラ-1』最大の特徴とも言える、忖度なしの激辛コメントを交えて真剣に審査。

持ち点100点×3名の計300点満点の中で、“ヘラ上げ”のテクニックを評価、その点数を競います。

自らの卒業への花道を飾る“ラストヘラ上げ”で感動の嵐を巻き起こすべく、みちゅは気合十分。

STU48の公演よりも緊張するというみちゅの温度感に、沖ちゃんはついていけない様子…。

卒業前のラスト番組出演が『ヘラ-1グランプリ』になったことに「何でだろう」と納得がいきません。

しかし、審査委員長の細井先生は「最後にふさわしい」と挑戦を後押し(?)。

同じく審査員の北浦店長も、「飲み会の最後は胴上げならぬヘラ上げで締める」と『ヘラ-1』に尋常でない熱量を見せます。

沖ちゃんと同様『ヘラ-1』初挑戦のHIPPYさんは、企画の熱にぴんと来ていない様子ながらも地元出身として気合が入っています。

ここで『ヘラ-1GP』のルールをおさらい。

鉄板上に供されたお好み焼きを「ヘラ」を使って切り、持ち上げて20秒間キープするというシンプルなもの。

ヘラ上げまでの一連の流れや断面の美しさ、美味しそうに見えるかどうかなどをポイントに審査を行います。

この大会に納得がいっていない沖ちゃん、ルールについて不明点を問われ「不明な点しかない」と、大会で得られるものがあるのかに疑問を呈します。

細井先生、「これは問題発言、ヘラ上げの結果で優秀な芸能人と言えるかどうかが分かれる」と一喝。

いよいよ始まる第8回大会のテーマメニューは、鮮やかな黄色が映える『トロトロ半熟豚玉』。

細井先生も「なかなかの難題」という、半熟卵の見せ方が難しいメニューです。

1人目の挑戦者は、『ヘラ-1』初代チャンピオンのみちゅ。

緊張を隠せないみちゅですが、いざヘラ上げ本番となると表情は一変。迷いのないヘラ切り、そしてヘラ上げへ。

彼女にとって今回の『ヘラ-1グランプリ』は、「アイドル人生の集大成」でもあります。

安定感のあるヘラ上げはお見事!その華麗なヘラ上げ、点数はなんと285点!

いきなり高得点をたたき出したみちゅですが、細井先生からは「ヘラ上げの際のモヤシが1本たれていたのが減点」と相変わらずな厳しい講評も。

結果、というよりも真剣すぎる審査コメントに動揺を隠せない沖ちゃんが、2人目の挑戦者。

この日が初めてのヘラ上げということで、ヘラ上げ席に着いた沖ちゃんも、ようやくプレッシャーを感じてきました。

早くも『ヘラ-1』の世界にどっぷり入門した沖ちゃんが見せるヘラ上げですが、最初に切ったお好み焼きを離すという荒業に。

その後のヘラ上げでは、キャベツが無念のドロップアウト…。

初めての挑戦、その得点は233点とふるわずでした。

そしてここから、忖度なしのコメントが。

細井先生からは、「お好み焼きを離してしまうと、ヘラ上げの際の“カベ”が無くなり安定性を欠く。それが一番の敗因」とお説教をいただいてしまいます。

そんな辛口コメントに対して、沖ちゃんもヘラ上げの意図を懸命に説明するも、「言い訳がましい!」とみちゅが一刀両断。

みちゅも以前の大会で、細井先生から「言い訳がましい」と減点を受けた身。こうしてヘラスキルは上がっていくんですね。

ラストはHIPPYさん。広島在住歴43年の意地とプライドをかけて、いざヘラ上げ!

なんとHIPPYさん、上げたヘラとお好み焼きの背景として、自身の顔をでかでかと見せるというヘラ上げ新境地を披露!

しかし得点は伸び切らず、263点という結果に。

審査結果でも「顔」の見せ方で評価が分かれてしまいます。

「お好みというより顔がメインになってしまった」という北浦店長の評価とは対照的に、「顔がなんともおいしそうだった」と、細井先生は新境地に一定の評価。

奥深し!ヘラ上げの世界!ということで、『第8回ヘラ-1グランプリ』王者は、みちゅに決定。

大会後は、自らヘラ上げしたお好み焼きを食べながらの反省会へ。

最初は乗り気でなかった沖ちゃんも、「もし次回大会があったらリベンジしたい」と、ヘラ上げの世界にどっぷりつかったのでした。

ということで、早速『第9回ヘラ-1グランプリ』を開催!挑戦するメニューは“くじ引き”で決定。

トッピング2品をランダムなくじ引きで選び出し、トッピング入りお好み焼きのヘラ上げに挑みます。

3人のトッピングメニューは、みちゅが「チーズ&目玉焼き」、HIPPYさんが「紅しょうが&明太子」、沖ちゃんが「キムチ&温玉」。

挑戦順は、前回の点数が高い順なので、トップバッターは大本命のみちゅ。

決戦を前に彼女が行ったのは、これまで共に戦ってきた「ヘラへの感謝」。

手を合わせ、ヘラ・お好み焼きに深く感謝の意を見せたのです。

これには北浦店長も「ヘラ神様が喜んでる」と謎のコメント。

しかし、ヘラ神様は、ちゃんと彼女を見ていました。

チーズや目玉焼きの個性を活かし、なおかつ黄身やチーズのとろみをヘラ上で完璧に表現。

思わず場内から歓声も飛び出し、終わったときには満場の拍手が。

そして点数は…『ヘラ-1』史上初の300点満点!文句なしのヘラ上げに、場内の熱気も最高潮。

しかし、残されたHIPPYさん、沖ちゃんは“消化試合”確定となったことでブーイング。

果たして2人のヘラ上げの結果は!?

次回の『せとチャレ!』も、熱戦の『ヘラ-1グランプリ』をお届けします。

優勝の可能性は「ほぼゼロ」、美しく散っていく2人に注目!

さらに、審査員がまさかのプレイヤーとして参戦。辛口の最高顧問・細井先生のヘラ上げは圧巻…!お楽しみに!

■番組情報
次回『せとチャレ!STU48』は、2024年3月14日木曜 深夜0時15分放送

ひろしまリード編集部

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