「新しい働き方」改革企業の取り組みは?

時代に合わせた職場改革を表彰です。これまでの働き方を見直して、躍進する都内の受賞企業はどのような取り組みを行っているのでしょうか?

主催者 リクナビ編集長:「イキイキする職場というのが本質的な人的資本経営の形だと思っているので、その具体例をきょう一緒に学んでいければと思っています」

インターネット求人サイト主催の特色ある企業の取り組みを表彰する「GOOD ACTIONアワード」は今年で10回目を迎えました。

担い手不足が深刻化する林業において、実働5時間のフレックス制度などを導入して全国から人材確保を果たした企業や、「完全受注制」によって半分の労働時間で売上を倍増させた取り組みなど、従来の働き方を一新した7つの企業が選ばれました。

都内からは新宿区にある、障がい者が障がい者を育成指導する「チューター制度」を導入した企業が表彰されました。

アルティウスリンク 前島さん:「私たちの想像していた以上の成長をメンバーが遂げてくれたので、日々大変驚いています」

去年1月からはじめた制度によって「教える側」と「教えられる側」双方の成長が感じられたということです。

アルティウスリンク 村上さん:「コミュニケーションの数が増えますので(双方が)居心地の良さも感じますし、チャンスはみんなにもあるし、成長の機会はたくさんあるんだよということをどんどんもっと感じてもらうようにしていきたい」

同じ悩みや思いをもつチューターと新人社員が一丸となってスキルを磨き、職場の雰囲気が大きく変わったということです。

視点を変えた子育て支援策も表彰です。千代田区の企業では、育休取得を社内全体で後押ししようと、育休取得者だけではなくその社員を支える同僚社員にも最大10万円の祝い金を支払う制度を設けました。働き手ひとりひとりが自分らしく力を重ねられる職場環境が広がっています。

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