まさかの逆転負けだった。
現地時間3月13日に開催されたプレミアリーグ第17節(延期分)で、橋岡大樹が所属するルートンはボーンマスと敵地で対戦。3-4で敗れた。
今冬に加わった橋岡が3バックの左で移籍後初めて先発したルートンは、9分に先制すると、前半だけで3ゴ―ルを奪取。2点目は橋岡のフィードが起点となった。
【動画】流れるような攻撃!橋岡が起点となったルートンの追加点
ただ後半、その橋岡がことごとく失点に絡む。50分にドミニク・ソランキに振り切られて、1点を返されると、62分にもCKの流れからエアバトルで競り負け、DFイリヤ・ザバルニーにヘッド弾を許す。
さらにその2分後、アントワーヌ・セメニョとの1対1で翻弄されてゴラッソを叩き込まれ、ついに同点に追いつかれる。3失点に関与した橋岡は68分に無念の途中交代となった。
迎えた84分に決勝ゴールを献上したルートンの敗戦を地元メディア『LUTON TODAY』は「ルートン・タウンが3-0のリードを無駄にして、ボーンマスに3-4で敗北。後半のホラーショーを見て、ルートンは呆然と立ち去った」と酷評した。
「今夜のボーンマス戦で、前半3点のリードをどういうわけか無駄にして、3-4で負けた。ハーフタイムはルートンが降格圏からの脱出に向けて準備を整えているときに訪れた。だが、ホームチームはさらにそれを上回り、狂った45分間でゴールを決めた。ルートンの士気を奪い、壊滅的な敗北に追い込んだ」
またボーンマンの3点目については、「ボーンマスが明らかにハシオカを狙っていたかのように、チェリーズは(52分と)驚くほど同じシーンを作り出した、ルイス・クックが右サイドのセメニョに即座にパスを出し、日本代表選手の内側に切り込んでゴール下隅に得点を決めたのだ」と伝えている。
降格圏の18位に沈むルートンにとっては、1ポイントでも欲しいところだったが、手痛い黒星となってしまった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部