滋賀大学（滋賀県彦根市）と広域通信制高校のクラーク記念国際高校（北海道深川市）がこのほど、互いの特長を生かした教育環境づくりに向けた包括連携協定を結んだ。
同高校は今春、彦根市内に彦根キャンパスを開校する予定。協定により、両者は、データサイエンス分野の人材育成に取り組む同大学の知見を取り入れ、高校生用の数学の授業を共同開発していく。同大学教育学部の学生が同高の生徒の学習支援なども行う。
滋賀大学彦根キャンパスでの協定調印式では、竹村彰通学長と同高の吉田洋一校長が協定書に署名。滋賀大は「両者の強みを生かし、人的交流や知的資源の活用で連携し、相互の教育や研究のさらなる発展に貢献したい」、同高は「両校の協力で教育機会を充実させ、未来の日本や世界に貢献できる人材を育成していきたい」としている。
