メッツ・藤浪晋太郎が3度目の登板 1イニングを三者凡退に抑える

オープン戦【アストロズ5-6xメッツ】@クローバー・パーク

日本時間3月14日、藤浪晋太郎(メッツ)はアストロズとのオープン戦に5番手として登板。3点リードの8回表にマウンドに上がり、2つの三振を奪って1イニングを三者凡退に抑える好投リリーフを見せ、オープン戦3度目の登板で2ホールド目を記録した。試合はアストロズが9回表に一挙4得点で追いついたが、その裏にメッツが無死満塁のチャンスを作り、ジョー・スオージの犠飛でサヨナラ勝ち。メッツ7番手のハンター・パーソンズが勝利投手、アストロズ7番手のコール・マクドナルドが敗戦投手となった。

藤浪は3点リードの8回表に5番手として登板し、先頭のデービッド・ヘンズリーはフルカウントからの7球目、96.3マイルの4シームで見逃し三振。次打者ヘスス・バスティーダスは92.8マイルのスプリッターでショートフライに仕留めた。続くチャド・スティーブンスはカウント1-2からの4球目、96.2マイルの4シームで見逃し三振。12球で1イニングを三者凡退に抑え、開幕ロースター入りに向けてアピールした。

メッツはブルペンにマイナー降格の拒否権を持っている投手やすでにマイナー・オプションが切れている投手が多く、マイナー・オプションを持ち、降格の拒否権がない藤浪はチーム事情によってマイナー降格を強いられる可能性のある微妙な立場。守護神エドウィン・ディアスら6人は開幕ロースター入りが当確であり、藤浪は残り2枠をショーン・リード=フォーリー、マイケル・トンキン、フィル・ビックフォード、ヨハン・ラミレス(いずれもマイナー・オプションなし)らと争う状況となっている。

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