ケガ人続出でウェスト下位へ低迷するグリズリーズ…得点源ベインが近日中に復帰へ

メンフィス・グリズリーズは、3月14日(現地時間13日、日付は以下同)のシャーロット・ホーネッツ戦を98-110で落とし、今シーズンの戦績をウェスタン・カンファレンス13位の23勝44敗とした。

この日はGG・ジャクソン2世が26得点4リバウンド、ルーク・ケナードが17得点を残すなど計5選手が2ケタ得点を奪うも、最大18点ビハインドを背負うなど苦しい戦いが続いている。

直近2シーズンでいずれも50勝以上を挙げ、ウェスト2位でレギュラーシーズンを終えていたものの、今シーズンは主力の相次ぐケガもあって低迷。ここからプレーイン・トーナメント最終枠にいる10位のゴールデンステイト・ウォリアーズ(34勝31敗)との12.0ゲーム差を挽回することは不可能に近いと言っていい。

現在もジャ・モラント(肩)、マーカス・スマート(指)、ジャレン・ジャクソンJr.(大腿四頭筋)、デリック・ローズ(背中)、渡邊雄太(手首)など、ケガ人が続出しているのだが、13日に地元メディア『Memphis Commercial Appeal』は2選手の復帰が近づいていると報じていた。

重度3の左足首捻挫に見舞われ、1月中旬から2カ月間を欠場しているデズモンド・ベインは、ここ数日に5対5もプレーできるようになっており、今後2、3試合のうちに復帰できるという。

また、昨年3月に左足のアキレス腱断裂という大ケガを負っていたブランドン・クラークは、今週末にも5対5のメニューへ参加予定のため、今月末までに今シーズン初出場を飾る可能性が浮上している。

ガードのベインは、今シーズンに平均24.4得点4.6リバウンド5.3アシストを記録する主軸で、クラークは昨シーズンに平均10.0得点5.5リバウンド1.3アシストを残したビッグマン。彼らが復帰することは、間違いなくこのチームにとって朗報となるだろう。

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