天津初の「封神演義」をテーマにしたパーク「ナタ設計小鎮」が5月にオープン―中国

天津初の「封神演義」をテーマにしたパーク「ナタ設計小鎮」が5月にオープンする。写真は完成予想図。

天津市河西区が渤海無線電廠の建物をリノベーションし、天津初の「封神演義」をテーマにした特色あるパーク「哪吒設計小鎮」を建設していることが明らかになった。

「哪吒設計小鎮」は中国の書物や民間神話の登場人物である「哪吒(ナタ)」に関する文化コンテンツをベースに、封神文化や商周文化、伝統文化にまで派生させ、中国伝統の要素を取り入れたおしゃれな国産品のトレンドである「新国潮文化」を打ち立てている。同パークには、若者向けのアトラクションとして「哪吒十二坊」のほか、計算能力やアルゴリズム、データといったビックデータ・大規模言語モデル関連産業の「乾坤圏計画」、高等教育機関とエコロジカルチェーン上の企業が提携した産学研提携のオリジナルテクノロジー「混天綾計画」も設けられている。

天津市河西区党委委員会の副書記を務める穆生軍区長は、「完成すれば、産業クラスターをけん引するほか、市民に新しいタイプの文化観光をテーマにしたレクリエーション・消費シーンを提供することもできる。パーク内には文化クリエイティブ、アート、工房、eスポーツ、オートアフターマーケット、音楽、グルメ、スポーツなどのトレンドとなっている業態が導入され、テーマ別のイベントも開催されるようになる。建設はほぼ終盤に差し掛かっており、今年5月には完成して、オープンする計画。生産額は年間2億元(約40億円)に達すると見込まれている」としている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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