国内外で大ヒットしたアニメ映画の新海誠監督作品「すずめの戸締まり」展は15日、盛岡市菜園のカワトクで始まる。国内での展覧会は岩手県が最終会場で、東北唯一の開催となる。
会場では13日、関係者が迫る開幕へ準備を急いだ。2022年11月公開の映画は東日本大震災の記憶がテーマで、災いの元となる「扉」を閉めるため主人公が日本各地を巡る。旅のストーリーに沿い、原画や映画を象徴するオブジェなど約300点を展示する。
同展は岩手日報社、岩手朝日テレビ主催、コミックス・ウェーブ・フィルム、東宝協力、岩手銀行特別協賛。4月7日までで無休。午前10時~午後7時(入場30分前まで、最終日は同5時閉場)。入場料は前売り中学生以上千円(当日1200円)、4歳から中学生500円(同800円)3歳以下無料。
問い合わせは岩手日報社事業部(019.653.4121)または岩手朝日テレビ(019.629.2525)へ。