亀梨和也が「大奥」第10話で1人2役! 徳川家治の出生にまつわる真相を知る歌舞伎役者に

フジテレビ系連続ドラマ「大奥」(木曜午後10:00)の3月21日放送・第10話で、亀梨和也が1人2役に挑戦することが分かった。劇中で、第10代将軍・徳川家治を演じている亀梨は、家治を苦しめている出生にまつわる真相を知る歌舞伎役者役として登場することになる。

小芝風花が主演を務める「大奥」は、さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図”=大奥で、たった一つの愛を得ようともがく女性たちの戦いを描く、はかなくて切ない物語。

時は江戸中期。景気は悪化の一途をたどり、日本国民は質素・倹約・勤労の日々を送っていた。格差は広がるばかりで、人々はこの景気を改善し、国と国民を豊かにしてくれる将軍の登場を待ちわびる。そんな中、五十宮倫子(小芝)は、第10代将軍・家治との政略結婚で、京から江戸城本丸にある大奥へ渡る。そこには1000人近くにもおよぶ将軍に仕える女性たちがおり、たった1人の天下人の寵愛(ちょうあい)を受けるべく、女たちの激しい戦いが繰り広げられていた。

冷静でありながらも胸の内に熱い思いを秘める家治は、正室である倫子のことを大事に思いながらも、田沼意次(安田顕)に出生の秘密を握られており、倫子を守るためにも言いなりになっている。

そんな難しい役どころを好演している亀梨が第10話で演じるもう一つの役は、家治の出生に関する真実をひもとく鍵となる、終盤にかけてキーマン。果たして物語にどのような影響を与えるのか。そして、家治の出生には一体どんな真相が隠されているのか?

第8話では、ようやく授かった家治と倫子の子が死産となった。その一方で、かつて倫子の付き人だった家治の側室・お品(西野七瀬)が子を懐妊。憔悴(しょうすい)しきった様子の倫子だったが、家治が子どもに対して抱く思いを知る。そして、白河藩藩主で家治のいとこ・松平定信(宮舘涼太)は世継ぎとなった徳川家基に忍び寄っていた。

そして、本日3月14日放送・第9話。倫子は、増上寺代参の折に定信と対面し、定信はつらい立場の倫子に思いをぶつける。その頃、家治は登城した平賀源内(味方良介)から倫子にまつわる話を聞かされていた。城内では定信の思惑が動き、代参から戻った倫子や家治の側室・お知保(森川葵)らは思いも寄らない不幸な出来事にぼう然となる。さらに、倫子はお品の態度に憤りをあらわにする。

フジテレビが東映とタッグを組み、豪華で荘厳な衣装やセットはもちろん、全編オール京都ロケを実施し、クオリティーの高い世界観と映像美、豪華なキャスティング、圧倒的なスケールで紡ぐ「大奥」。人はなぜ愛を求めるのか、愛とは何なのか? 相次ぐ天変地異による不況の中、それでも懸命に生きようとする江戸の人々の姿を通して、現代に勇気や希望を届ける“令和版「大奥」”に、ますます期待が高まる。

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