アボカドの保存はカットしてから? それとも丸ごと? 結果に「意外でした」

※写真はイメージ

料理の幅が広く、濃厚な味わいが特長のアボカドは、家庭料理でも大人気の食材です。しかし、余ったぶんを保存しておくといつの間にか黒ずみ、おいしさが損ねられてしまうことも。適切な保存方法はあるのでしょうか。

冷凍保存なら約1か月保存できる

食べ頃に熟したアボカドは、食べきれないぶんを冷蔵保存しても数日しかおいしさが保てません。保存容器を中心に取り扱う『iwaki』(以下、イワキ)の公式サイトによると、熟したアボカドは冷凍保存することもできるのだとか。

冷凍保存の場合、約1か月も保存しておけるのだそうです。これなら、食べきれなかったアボカドも無駄になりません。

アボカドの冷凍保存はカットしたものでも丸ごとでもOKなのだそう。カットすれば食べたい時にすぐ使えるうえ、丸ごとなら「買ったけど何に使おう」と悩む場合でも、とりあえず鮮度を保っておきやすいですね。

カットしてから冷凍する方法

1.縦半分にカットして皮をむき、種を取り出す

2.好みの大きさにカットする

3.小分けにして、空気に触れないようラップに包む

4.保存容器に入れ、冷凍庫で保存する

また、カットした後にレモン汁やオリーブオイル、推すなどをかけておくと変色防止になるのだそう。ペースト状にして冷凍すれば、ソースやディップに使う時に便利です。

カットした後にはひと手間必要ですが、これだけでおいしそうな色が保てるのならぜひやっておきたいものですね。どのように使いたいかで状態を変えて保存できるのも便利な一面です。

カットして冷凍保存する場合は約2週間で使いきるとよいそうです。解凍する際は常温で自然解凍か、または野菜室に一晩置いておきましょう。

丸ごと冷凍保存する場合は約1か月が保存期間の目安です。保存方法はとても簡単で、エコバッグから出してほんの数分で終わる人も多いかもしれません。

丸ごと冷凍する方法

1.皮を水で洗って汚れを落とす

2.水分を拭き取り、空気に触れないよう1つずつラップで包む

3.保存容器に入れて冷凍庫で保存する

さすがに丸ごと冷凍庫にポイと入れるだけではありませんが、それでも3ステップで完了します。特売で買った時や、まだ使い道が決まっていない時などに便利な方法ですね。

解凍する時にはラップを外し、常温で約20~30分置いて半解凍にしてから使いましょう。

なお、カット、丸ごとともに、解凍していない状態でもそのまま加熱調理に使えるそうです。手軽に冷凍できるだけではなく、使い道も手軽だとは嬉しいこと尽くめですね。

余ったアボカドは傷んでしまいがちですが、イワキ直伝の冷凍方法なら時間が経ってもおいしくいただけます。余った時にはぜひ試してみてください。


[文・構成/grape編集部]

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