事故相次ぎ21年から運休、富士急「ドドンパ」営業終了 SNSは惜しむ声多数「悲しすぎて泣いてる」「乗ってみたかったのに...」

富士急行は2024年3月13日、富士吉田市の遊園地「富士急ハイランド」の人気ジェットコースター「ド・ドドンパ」を営業終了すると発表した。事故が相次ぎ運休が続いていた。

「安全運航を確信できる手段を具体化することは困難」

同コースターは、発射1.56秒で時速180キロまで加速するアトラクション。20年から21年にかけて利用客が首を骨折したりねんざしたりする事故が12件発生し、国の事故調査部会による調査が行われていた。21年8月から運休していたが、メーカーと協議を重ね、負傷リスクと逆走停止リスクを完全に除去し、安全運航を確信できる手段を具体化することは困難との結論に至った、としている。

発表では、以下のようにコメントしている。

「当該機種(前身を含む)は、2001年12月に開業して以来、930万人もの方にご利用、ご支持いただいた富士急ハイランドを代表するコースターであります。
多数のお客様から営業再開のご要望をいただいておりましたが、それにお応えすることができない結果となり、誠に申し訳ございません。
また、せっかくご来園いただいたにも関わらず、負傷されてしまいましたお客様におかれましては、心よりお見舞いを申し上げます。
引き続き当社は、すべてのお客様の安全・安心を第一に営業して参ります」

営業終了を受けてXでは、次のようなコメントが寄せられている。

「大きな事故が起きる前に人気アトラクションを辞めるのは英断だと思います」
「残念過ぎる」
「青春の思い出が、、」
「発車直前に前かがみになってたせいで首をめちゃくちゃ痛めた思い出たっぷりのドドンパ終わりか...」
「急に目に飛び込んできて悲しすぎて泣いてる」 「乗ってみたかったのに...」

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