バルセロナはポルトガル代表DFジョアン・カンセロの来シーズン以降の引き留めに自信を持っているようだ。スペイン『Relevo』が報じている。
現地時間3月12日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントのセカンドレグ、ナポリとの試合に出場したカンセロは17分にゴールを決め、バルセロナのCLベスト8進出に貢献した。
カンセロは昨年1月にマンチェスター・シティからバイエルンにローン移籍し、同9月に再びマンチェスター・シティからバルセロナにローン移籍した。今シーズン、カンセロは主に両サイドのサイドバックとして公式戦32試合に出場している。DFながら4ゴール4アシストを記録しており、バルセロナにとって不可欠な選手となっている。
カンセロを保有するマンチェスター・シティは夏にカンセロを約3000万ユーロ(約48億円)で売却する意向であり、バルセロナの財政状況ではその金額を支払う余裕がないとされてきた。
しかし、『Relevo』によるとバルセロナはマンチェスター・シティと正式な交渉を行ってはいないものの、カンセロの引き留めに自信を持っていると言われている。そしてバルセロナは、すでにカンセロを来シーズンの戦力として計算しているという。
カンセロは幼少の頃からバルセロナに憧れを抱いており、来シーズンも同クラブでプレーを続けたいと希望している。カンセロは同クラブへの想いをこう語った。
「将来のことは何も分からないけど、バルセロナに残りたい。小さい頃からロナウジーニョのバルサに憧れて育ったんだ。バルサのユニフォームを着れるのは僕にとって誇りだ。それに他に移籍できるクラブもそんなにないだろう?」