東証4日ぶり反発、111円高 円安追い風、輸出銘柄に買い

東京証券取引所

 14日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は4営業日ぶりに反発した。終値は前日比111円41銭高の3万8807円38銭。朝方は下げて始まり、前日の米ハイテク株安が響いて下げ幅は300円に迫る場面があった。午後に入ると外国為替市場の円安ドル高進行が追い風となり、輸出関連銘柄を中心に買い注文が優勢となった。

 東証株価指数(TOPIX)は13.08ポイント高の2661.59。出来高は約16億6千万株。

 平均株価の急上昇をけん引してきた東京エレクトロンなどの半導体関連株は、朝方から売り注文が優勢だった。午後の取引では割安感の出た銘柄を買い戻す動きが出て、平均株価は上昇に転じた。

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