瀬戸口雅昭さんが全国制覇「目標でした」/GDOシングルスチャンピオンシップ

レスリング、極真空手に続く“日本一”(撮影/今岡涼太)

GDOが主催するアマチュア競技の全国大会「GDOシングルスチャンピオンシップ」が11日、茨城県のザ・ロイヤルGCで開催された。全国34会場の予選会を勝ち抜いた98人(うちシニア24人、レディス8人)が、シングルス日本一の座を懸けてしのぎを削った。

激戦のAクラスを制したのは、1アンダー「71」の瀬戸口雅昭さん(56歳)。「ショットはあまり良くなかったけど、バターがポコポコ入りました」と出場選手で唯一のアンダーパーをマーク。瀬戸口さんは15歳でレスリング、28歳で極真空手の日本一になった経験がある。「3つの種目で日本一になった人は聞いたことがなかったので、ここ数年の目標にしていました」。ゴルフでも全国制覇を果たし、「目標達成です」と満面の笑みを浮かべた。

出場選手で唯一のアンダーパー「71」(撮影/今岡涼太)

1オーバー「73」で2位に続いたのは山片正大さん。アウトスタート第1組で好スコアをたたき出した。「タイトルが欲しいです」とドキドキしながら後続組を待っていた23歳。ラスト3組で瀬戸口さんにまくられ、「初めて悔し泣きしました」と自身のインスタ(masagolf_72)に記している。3位は「73」の同スコアながら、カウントバックで中村誠之さんが入った。

シニアベストプレーヤーは「78」の江村博次さん。レディスベストプレーヤーは「83」の三宅めぐみさん。Bクラス(※)優勝は「79」の松田昴さん。※過去2年(2021年1月~2022年12月)のベストスコアが80以上の人

GDO主催によるアマチュア競技はシングルス、ペアスクランブル、チームスクランブルの3カテゴリで実施されており、2023年シーズンのペアスクランブルは3月21日にKochi 黒潮CC、チームスクランブルは3月19日に宮崎CCでそれぞれ全国大会が開催される。

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