クリストファー・ノーラン監督のデビュー作『フォロウィング』の25周年HDレストア版が、4月5日より全国公開されることが決定した。
第96回アカデミー賞にて、最新作『オッペンハイマー』が作品賞ほか最多7部門を受賞したノーラン監督。彼の長編デビュー作となる本作は、過去から未来、未来から過去へと交差する時間軸で紡がれる。ロッテルダム映画祭をはじめ数多くの映画祭で賞を受賞した。
作家志望の男ビルは、創作のヒントを得るため、通りすがりの人々のあとをつける行為を繰り返していた。ある日、ビルがいつものように男をつけていると、尾行していることがその男、コッブにバレてしまう。だが、コッブもまた、他人のアパートに不法に侵入し、私生活を覗き見る行為に取りつかれていた。ビルは次第にコッブに感化されていく。数日後、ビルはコッブと二人で侵入したアパートで見た写真の女性に興味を抱く。やがて、彼女の尾行を始めるビルだったが、その日を境に、彼は思わぬ事件に巻き込まれていく。
本国公開25周年を迎えた2024年に、ノーラン監督が日本での公開を熱望。本編はオリジナルの16mmエレメントを4Kスキャン。最新技術を駆使し、画面上の傷を除去して、解像度を上げた。音響に関しては、新たに5.1サウンド・トラックを採用。ノーラン自ら監修を手がけた。
映画『フォロウィング 25周年／HDレストア版』予告
あわせて、予告編と場面写真も公開。来場者特典として、数量限定で記念ポストカードの配布も予定されている。
（文＝リアルサウンド編集部）
