「還付金は政治活動に使用」 参院政倫審 橋本聖子議員が弁明

自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金問題。派閥から還付金を受けていた橋本聖子参議院議員がきょう、参議院の政治倫理審査会に出席し、裏金の認識は無かったと弁明しました。橋本議員を巡っては、2018年から2020年の間に派閥から2057万円の還付金を受け、政治資金収支報告書に記載していなかったことが明らかになっています。きょうの政倫審で橋本議員は冒頭、安倍派の政治資金の取り扱いについて謝罪しました。

橋本議員「国民の皆様の政治不信を招き誠に申し訳ございませんでした。改めて深くお詫び申し上げます」

また、還付金の存在は知っていたものの、裏金という認識はなかったと弁明しました。

橋本議員「政治資金として事務所内において適正に処理されていると思っておりましたのでいわゆる裏金という認識はございませんでした」

還付金の使途については政治活動に利用していたと説明しました。

橋本議員「使途不明金はございません。収支報告書に記載していた通り政治活動への支出に充てており私的な流用や収支報告以外の支出は一切なかったと報告を受けています」

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