芸予汽船・今治―土生航路1隻4便への減便を認可 四国運輸局

 愛媛県上島町と今治市、広島県尾道市が出資する第三セクター芸予汽船(今治市、赤尾宣宏社長)は4月から、今治―土生(尾道市)の定期航路を現在の2隻7便体制から1隻4便体制に減便する。岩城橋開通による利用者減少などが原因。四国運輸局が14日付で同社からの認可申請を認めた。

 芸予汽船は1987年に設立。「第一ちどり」(49トン)と「つばめ」(50トン)の快速船2隻で今治―土生航路を運航している。2023年の乗船者数は前年比1万7548人減の12万550人だった。

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