架空や水増し請求で不適切取引2億1600万円 物流会社子会社部長が還流させ1億1400万円着服=ハマキョウレックス

浜松市に本社がある物流会社「ハマキョウレックス」の子会社の部長を務めた男性が1億円余りを着服していたと、ハマキョウレックスが3月13日、明らかにしました。

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ハマキョウレックスによりますと、1億円余りを着服していたのはハマキョウレックスの子会社で、静岡県清水町に本社がある「近物レックス」の部長兼支店長だった男性です。

男性は、2010年頃から下請け会社の配送業者に、自社に対して架空や水増しの請求をさせるなどして、自社が支払った約2億1600万円のうち約1億1400万円を還流させて着服していたということです。

男性は着服した金を遊興費や株式投資など私的に使用していました。

2024年1月の名古屋国税局の税務調査で不自然な金の流れがわかり発覚したということです。

ハマキョウレックスは「関係者の皆様には多大なるご迷惑とご心配をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます」とコメントしています。

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