福井県の北陸応援割「ふくいdeお得キャンペーン」で2024年3月16日～4月26日の宿泊料金の50％が割引される。県内の多くの登録施設が予算上限額に達し受付を終了する人気ぶりだが、県内ではお得に旅をすることができる地域独自の消費喚起キャンペーンが他にも展開されている。1口で1000円お得な地域商品券、対象施設に宿泊したり飲食店を巡るだけで特産品や宿泊券が抽選で当たるフェア…。どんな中身なのか、それぞれのポイントをまとめた。
ふく＋（ふくたす）商品券
福井県内の消費喚起へ県は2種類のプレミアム付商品券を販売している。その名も「ふく＋（ふくたす）」。全店舗応援、飲食店応援（いずれも「ふくい はぴコイン」加盟店のみ）があり、4000円のチャージで5000円分として利用可能。
「ふく＋全店舗応援」は約4000の「はぴコイン」全加盟店、「ふく＋飲食店応援」約1000の加盟飲食店で利用できる。購入できる口数は、それぞれ1口ずつ。購入期間は3月15日午後11時59分までで、利用期限は4月30日午後11時59分。県外在住の人も購入できる。購入期間が15日までなので、事前の購入が必要だ。
県が進めるデジタル決済プラットフォーム「ふくいはぴコイン」に採用されたスマホアプリ「ふくアプリ」を通して購入・利用する。ふくアプリ内にある「ふく＋」用のおサイフにマネー・ポイントをチャージし、デジタル決済で利用する仕組みだ。
⇒【手続き解説】ふく＋商品券の購入方法はこちら
福井美食フェア(スタンプラリー)
飲食店や宿泊施設と連携して福井県産食材をPRする県のキャンペーン「福井美食フェア」が3月31日まで開かれている。参加店を巡ると抽選で▽あわら温泉宿泊券▽県産食材▽2000円分のデジタル地域商品券－が当たるスタンプラリーが展開されている。
スタンプラリーはスマートフォンアプリ「ふくアプリ」で行う。県内の対象店舗で食事・宿泊し、「ふくアプリ」のスタンプラリーを起動。店頭にある「はぴコイン」二次元コードを読み取り、スタンプを集めて応募する。宿泊なら1カ所、飲食は3店舗を利用するとプレゼントに応募できる。
賞品は「あわら温泉コース」（あわら温泉宿泊券5万円分）、「特産品コース」（福井の特産品）、「はぴコインコース」（ふくいはぴコイン〔県内加盟店で使えるデジタル地域商品券〕2,000円分）の3コース。期間中に応募した人の中から100人に贈られる。
⇒ふくアプリのダウンロードはこちら
若狭町プレミアム付商品券
福井県の若狭町へ観光に行くなら「若狭町プレミアム付商品券」がお得だ。4000円の購入で5000円分のお買い物ができる商品券が10口購入可能で、最大1万円お得になる。3月22日まで購入が可能だ。
若狭町プレミアム付商品券は町内70店舗以上で3月31日午後11時59分まで使うことができ、町外在住の人も買うことができる。
購入方法はスマホアプリ「ふくアプリ」の中でクレジットカード、バンクPayで買うことができるほか、、セブン銀行ATMで買う方法がある。
購入・利用にはスマホアプリ「ふくアプリ」が必要。アプリの中にある「わかサイフ」という“お財布”にポイントが付与され、デジタル決済で利用する仕組みだ。ふくアプリをスマホにダウンロード後、新規登録手続きをすれば購入・利用できる。
⇒【手続き解説】若狭町プレミアム付商品券の購入方法はこちら
越前おおのプレミアム付商品券
福井県大野市でのお買い物や飲食に使えるのは「越前おおのプレミアム付商品券」。1口4000円で1000円上乗せして5000円分になるお得な商品券だ。2万口を上限に先着順。1人2口まで買うことができるので最大2000円お得になる。市外に住んでいる人も購入可能だ。
販売期間は2024年7月31日までで先着順。市内150店舗以上で、2024年8月31日午後11時59分まで使うことができる。
越前おおのプレミアム付商品券は、福井県のデジタル決済プラットフォーム事業「ふくいはぴコイン」のスタートに合わせて発行される。はぴコインの決済基盤に採用されたスマホアプリ「ふくアプリ」を通して利用するため、ふくアプリのダウンロードが必須になる。
⇒【手続き解説】越前おおのプレミアム付商品券の購入方法はこちら
売り切れの可能性も
それぞれの商品券は販売口数に上限がある。売り切れの場合もあるので、注意が必要。
