「不倫が奥さんにバレてもいいや♪」「だってお金は十分あるし♡」
そう軽く考えて不倫をしているのなら、痛い目に遭っても仕方ありませんよね。
筆者の知人A子から聞いた、不倫エピソードをどうぞ。
仕事は順調だが男性運がとにかくなかった
当時、私は大手企業に勤めるバリキャリでした。
仕事は楽しくやりがいがあるものの、恋愛の方はさっぱり。
良いなと思ったら束縛が激しすぎる人だったり、モラハラやDVが酷い男性とばかり付き合っていました。
友人たちからは【ダメンズ製造機】と呼ばれるほど。
私自身、自覚していて
「素敵な人と付き合いたい!」
が口癖になっていました。
今までとは違う素敵な男性と巡り会う!
そんなあるとき、運命の出会いが!
居酒屋で、好みの顔をした男性からナンパされたのです。
そのときたまたま、DV元カレと修羅場ののちに別れたばかり。
くすぶった私の心に、彼の優しさが染みました。
その日のうちに体の関係を持ち、交際に発展。
彼はモラハラやDVをすることもなければ、束縛もしない人。
これまでの男性とは違うことばかりで
「これが運命だ!」
と彼にゾッコンになっていました。
しかし、1年後まさかの展開に!
既婚者で奥さんにもバレてしまったが……
あるとき、神妙な顔つきを崩さない彼。
心配になって尋ねてみると……。
「実は俺、嫁がいるんだ」
「もうほぼ離婚状態なんだけど」
「A子のことが嫁にバレて慰謝料請求するとか言いだして」
なんと、彼は既婚者だったのです!
思い返すと、お泊りは必ず私の家。
週末はほぼ会えていませんでした。
それでも、彼への愛が冷めなかった私。
「稼いでるから大丈夫♡」
「慰謝料なんていくらでも払うわ」
と笑って伝えました。
すると彼も安堵した表情をしてくれました。
職場にバレて、お金も愛も失った……
1週間後、出社するとすぐに上司に呼び出された私。
「A子さん、不倫しているの?」
どうやら、奥さんが彼のカバンにボイスレコーダーを入れていたようで、私との会話が筒抜け状態に。
この音声やそれまでの不倫証拠を揃えて、私の会社にチクられてしまったのです!
不倫がバレて会社に居づらくなった私は、自主退職することに。
それからも金銭感覚が働いていた頃のままだったためか、貯金はどんどんなくなっていきました。
「高給取りだから♪」
と普段からあまり貯金もせず、お金は毎月ほぼ使い切っていました。
それが仇となり、3か月で貯金はほぼ0に。
同時期に、彼からもフラれてしまいました……。
フタを開けると、彼と奥さんの夫婦仲はとても良好。
結局私は、ただの遊び相手でした。
今は、慰謝料返済のため、仕事を掛け持ちして働き詰めの毎日を送っています。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい