ドローンで1号機内部調査 燃料デブリ取り出しに向け映像分析へ 東京電力福島第一原発

東京電力は14日、機器の不具合により中断していた、福島第一原発1号機のドローンを使った内部調査を行いました。

東京電力は、原発事故で溶け落ちた核燃料燃料デブリの取り出しに向け、2月28日から、1号機の格納容器に小型ドローンを入れて、内部調査をしていました。しかし、調査を始めた翌日に機器に不具合が発生し、調査は中断されていました。

不具合の原因が解消されたため、東電は14日午前11時すぎから、調査を再開しました。調査は午後2時半すぎに終了したということで、今後、デブリの取り出しに向け、映像を分析することにしています。

一方、13日午後8時半前、浜通りで最大震度4を観測する地震がありました。東電によりますと、福島第一・第二原発ともに、新たな異常はなかったということです

© 株式会社テレビユー福島