移籍後にステップアップを重ねる神木隆之介

俳優の神木隆之介が13日、東京・豊島区の池袋中学校で行われた卒業式の予行演習を、サプライズ訪問したことを、各メディアが報じた。

卒業サプライズの学校応援企画「さぁ何やる?青春式」と題し、「さぁ、なにやる?」が今年のテーマのauが実施する、卒業や進級を迎える学生に向けた応援企画の一環として実現。

auのCMで“高杉くん”を演じている神木が制服姿で「こんにちは!高杉で~す!」と言いながら登場すると、学生たちは大歓声と拍手で歓迎。神木も生徒とハイタッチで触れ合った。

生徒たちに対して、自身が幼少期から「俳優になりたいという夢」を持っていたが、「誰々監督と仕事がしたいとか、海外に行ってみたいっていう確固たる目標は浮かばなかった」と語りかけたという。

そのうえで、「これからの人生、思いっきり楽しんで、笑顔で過ごせることを心から祈っていますし、ずっと応援しています」と熱いエールを送った。

神木といえば、主演した映画「ゴジラ-1.0」が「第96回アカデミー賞」で、アジア映画として初の視覚効果賞に輝いた。

14日放送のフジテレビ「ノンストップ!」にVTR出演した際、「いやすごいですよね、すごく感動しましたし本当に僕は関われて誇りだなって思いますね。最大限の祝福を山崎貴監督とそして(VFX担当の)白組チームに贈りたいと思います」と祝福した。

「2021年4月1日付けで16年間所属したアミューズから、同事務所が出資する新会社『Co-LaVo(コラボ)』に移籍したが、〝社内独立〟のような形で、より自分が俳優としてやりたいことを追い求めた。その後、昨年の朝ドラ『らんまん』で主演を務めるなど、仕事運は上昇カーブを描いている」(芸能記者)

移籍は大きな決断だったはずだが、ステップアップのために必要な決断だったようだ。

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