関西4私大の元団長 児童にエール 津山・河辺小 応援歌も披露

河辺小児童にエールを送る4人の元応援団長

 関西学院、関西、同志社、立命館の関西4私立大応援団の元団長が11日、津山市国分寺の河辺小を訪れ、全校児童約310人を気合が入った応援歌などで激励した。

 市出身で立命館大元団長の4年小坂田晃嗣さん(22)の母親が同小給食職員という縁から、児童を元気付けてもらおうと学校が依頼。小坂田さんと、小坂田さんの誘いに応じた関西学院大の宇津野亜門さん、関西大の河口直生さん、同志社大の加田光さん=いずれも(22)=の元団長3人が駆け付けた。

 4人は学ラン姿で、応援団ならではの両腕を大きく振る動きを交えて4大学でつくる応援団連盟の「連盟歌」や各大学の応援歌を披露。「頑張れ河辺! 頑張れ河辺!」と勇ましくかけ声を響かせると、児童たちも一緒になって声を張り上げた。

 運動会で応援団長を務めた経験がある6年谷名倭君(12)は「大学生の応援は迫力満点だった」と感心した様子。小坂田さんは「一生懸命声を出す児童の姿にこちらも元気をもらった」と話していた。

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