〝公園廃止〟決定過程に問題は?外部委の検証始まる【長野市】

去年廃止された長野市の青木島遊園地について、廃止を決めるまでのプロセスに問題がなかったのか、外部委員による検証がはじまりました。

14日始まったのは青木島遊園地の廃止決定までの経緯を検証する外部委員会です。
委員は弁護士と学識経験者、県市長会の事務局長の3人が市から選ばれました。
青木島遊園地は「子どもの声がうるさい」などの一部の近隣住民からの苦情をきっかけに、地元区長会の要望という形で廃止が決定。
去年4月、地権者に土地が返還されました。
ただ、周辺住民の意見を広く聞く機会がなかったなど、市が廃止を決めるまでのプロセスに疑問や批判の声があがり、市が外部検討委員会を立ち上げました。
今後、月1回程度会議を開き、夏頃をめどに意見の方向性をまとめる予定です。
市はこの報告ももとにして、今後の事務のあり方に生かしたいとしています。

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