【速報】両エンジン出力低下し墜落 昨年4月の陸自ヘリ事故、調査結果公表

昨年4月、沖縄県宮古島付近の海に陸上自衛隊のUH60JAヘリコプターが墜落、搭乗者10人全員が死亡した事故で、陸自は14日、搭載されたエンジン2基の出力が37秒間に相次いで低下したため墜落したとの調査結果を公表した。いずれも明確な原因を特定できず、それぞれの不具合に因果関係はなかったとした。陸自は同型機の飛行を一部見合わせていたが、点検回数を増やすなどの再発防止策を設け、全面的に再開する。時期は未定。陸自トップの森下泰臣陸上幕僚長は14日の記者会見で「事故を深く、重く受け止め、この先一人の犠牲者も出さない決意で、飛行の安全に万全を期す」と述べた。

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