3億6千万円横領か 長電建設の元総務課長 起訴内容認める【長野市】

長野市の長電建設の口座からおよそ1300万円余りを横領した罪に問われている元・総務課長の初公判が開かれ、被告は起訴内容を認めました。
業務上横領の罪に問われているのは長野市の無職・男(53)です。
起訴状などによりますと、長電建設で総務課長を務めていたおととし8月、下請け工事の費用などを支払う際に会社の口座から1320万円を不正に引き出し、横領したとされます。
初公判で被告の男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
警察の調べて横領した金は3億6000万円に上るとみられ、検察は今後、追起訴する方針です。弁護側は情状酌量を求め、量刑を争う方針です。

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