【2024年問題】「高速道路が東西南北につながる適地」早島ICに中継地点「コネクトパーキング」整備を目指す検討会【岡山】

トラックドライバーの長時間労働を規制するいわゆる2024年問題に対応するため、積荷の中継輸送地「コネクトパーキング」の整備を目指して話し合う検討会が岡山市北区で開かれました。

検討会は岡山国道事務所が開いたもので、大学教授や関連団体などの担当者らが出席しました。トラックドライバーの労働時間規制による物流の停滞・いわゆる2024年問題に対して、国は積荷の中継地点「コネクトパーキング」の整備を全国で進めています。

岡山国道事務所では国道2号と瀬戸中央道が交差する、早島ICの付近にコネクトパーキングの設置を目指していて、候補地として岡山市南区箕島エリアが上げられているということです。

(岡山トラック協会 宮長勇作専務理事)
「労働時間をいかに短縮するかという話の中で、中継輸送というのはそのなかで切り札だろうと」

(岡山国道事務所 桐谷文昭副所長)
「高速道路が東西南北につながっていますので、そういう点でも早島IC付近は適地で有効活用されることに期待しています」

コネクトパーキングは現在、静岡県と広島県で運用されていて、実現すれば全国で岡山県が3か所目になるということです。

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