アーセナル、ラムズデール退団なら後釜はMLSから?1月には米代表デビュー

アーセナル GKアーロン・ラムズデール 写真:Getty Images

アーセナルが、コロンバス・クルーに所属するアメリカ代表GKパトリック・シュルト(23)の獲得に興味を持っているようだ。イギリス『テレグラフ』が伝えた。

昨夏にブレントフォードからレンタルで加入したスペイン代表GKダビド・ラヤが守護神として活躍しているアーセナル。12日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのポルト戦ではPK戦で2本ストップするなど、ヒーローとなったラヤに付随した3000万ポンド(約56億7000万円)の買取オプションを行使するとみられている。

その一方で、昨季まで守護神だったものの、控えに降格したイングランド代表GKアーロン・ラムズデールはイングランド代表に定着するために出場機会が確保するために、今夏に退団する可能性がある模様。直近のプレミアリーグ第28節では久々のスタメン出場となった同選手だが、この試合で失点につながるミスをしていた。

そのなかで、新たなGKの獲得を検討しているアーセナルは複数のヨーロッパクラブから注目を浴びているシュルトをリストアップしている模様。アーセナルは同選手が昨季まで在籍したノッティンガム・フォレストのアメリカ代表GKマット・ターナーに似たプロフィールだと考えているようだ。

2022年のドラフトでコロンバス・クルーに指名されたシュルトは、高いシュートストップ技術を誇るGK。今季もここまで公式戦5試合でゴールマウスを守って2回のクリーンシートを達成しており、今年1月にはアメリカ代表デビューを果たしている。

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