中国EVメーカーNIO、CATLと長寿命電池の開発で提携

Sarah Wu Eduardo Baptista

[北京 14日 ロイター] - 中国自動車メーカー蔚来汽車(NIO)は14日、電気自動車(EV)用電池大手CATL(寧徳時代新能源科技)とより寿命長い電池開発で提携したと発表した。

NIOのウィリアム・リー最高経営責任者(CEO)は北京で記者団に、電池の使用期間を8─10年以上に延ばすことが目標だと語った。

NIOはまた電池の月額使用料を最大33%引き下げると発表した。これによりEVの購入コストを最大12万8000元(1万7795.82ドル)引き下げることができる。

同社は電池の充電と交換のためのインフラにも多額の投資を行っている。リー氏によると、現在2382カ所の電池交換ステーションと2万1652カ所の充電ステーションを所有している。充電サービスは黒字化したが、電池交換はまだ赤字という。

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