メッシ騒動から1カ月、広告塔に起用の中国ブランドが販売を再開していた―中国

サッカーの世界的スター選手のリオネル・メッシを広告塔に起用している中国の白酒ブランドについて、ECプラットフォームで販売を再開していることが報じられた。

サッカーの世界的スター選手のリオネル・メッシを広告塔に起用している中国の白酒ブランド「赤水河」について、ECプラットフォームで販売を再開していることが報じられた。

メッシをめぐっては、所属する米インテル・マイアミと香港リーグ選抜が先月4日に香港で行った試合で、出場する可能性が高いと伝えられていたメッシがベンチに座ったままだったことからメッシ目当てのファンらからチケット代の払い戻しを求める声が上がった。香港政府トップの李家超(ジョン・リー)行政長官も「失望」を表明。中国本土でもメッシに対する不満や失望、怒りが広がり、「赤水河」にはメッシとの契約解除を求める声が殺到した。

中国の映像メディア・梨視頻の13日の投稿などによると、「赤水河」は先月、騒動を受けて全てのオンラインショップを閉鎖したが、ECプラットフォームに再び登場している。梨視頻は、6本6600元(約13万6000円)の商品を買い求めた人がいることも伝えた。

閉鎖当時、カスタマーセンターは「店舗の商品の調整と最適化を進めている」との説明を行っていたという。(翻訳・編集/野谷)

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