地元優勝狙う勝みなみ、パットの感覚入念に磨く 女子ゴルフVポイント15日開幕 鹿児島高牧カントリークラブ

練習ラウンドでティーショットを放つ勝みなみ=鹿児島高牧CC

 女子ゴルフの国内ツアー第3戦、Vポイント×ENEOSトーナメントは15日、姶良市の鹿児島高牧カントリークラブ(6456ヤード、パー72)で開幕する。昨年覇者の青木瀬令奈や勝みなみ(鹿児島市出身)らが出場。17日までの3日間で優勝を争う。

 出場選手は14日、春の陽気の中で最終調整を行った。勝はドライバーやアプローチショットを確認しながらラウンドし、パットの練習を何度も繰り返すなど時間をかけて感覚を磨いた。

 米国ツアーを1年間戦い抜き、今年も米国が主戦場となる中、鹿児島での国内ツアーに「地元の応援を背に活躍して勢いづきたい」と意気込んだ。

 高牧CCに所属する皆吉愛寿香は昨年に続く出場で、まずは予選突破を目標に掲げる。「昨年は予選落ちし、悔しさを味わった。お世話になっている人たちに恩返ししたい」と力を込めた。

 鹿児島県関係では横峯さくら(鹿屋市出身)のほか、原口瑠(高牧CC)や12月の南日本女子選手権を制して出場権を獲得した山下心暖(鹿児島城西高卒)が出場する。

 16日まで2日間の予選ラウンドがあり、上位50位タイまでが17日の決勝ラウンドに進む。会場での当日券販売はない。

練習ラウンドでショットを放つ皆吉愛寿香=鹿児島高牧CC

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