うちの猫をかわいく撮影したい! スマホで猫写真を撮る5つのコツを猫写真家に聞いた

いつもかわいい姿を見せてくれる猫たち。でも、いざ猫の写真を撮影しようとすると、うまく撮れないことも多いですよね。そんな悩みを解決すべく、スマホで猫写真を雰囲気よく撮るための5つのコツを、猫写真家の石原さくらさんに教えていただきました。

1. 目をそむける猫には、おもちゃ・おやつを使う

引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー

カメラを向けたときに目をそむける猫は、撮影にいい印象をもっていないのかも。撮影するときは必ず猫が好きなおもちゃやおやつを使って、いい印象をもってもらいましょう。
また、おもちゃやおやつを猫の鼻先からスマホの上へ移動させた瞬間に撮影すると、カメラ目線の写真が撮れるかもしれません。

2. 1人で撮るなら柄の長いおもちゃがおすすめ

引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー

1人でじゃらしおもちゃとスマホを持って撮影するときに困ることは、猫が自分に近づき過ぎること。いったん猫との距離をとるために、柄の長いおもちゃがあると便利です。
「猫を遠ざけてから近づける」を繰り返して、撮影してみましょう。

3. フラッシュはNG!驚かせ被毛の質感を消す原因に

引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー

暗い場所にいるとき、猫の瞳孔は大きく開いています。瞬間的に光るフラッシュは、猫が眩しいと感じてしまうので使うのを控えましょう。
また、フラッシュをたくと猫の毛のふんわり感をつぶしてしまう原因に。なるべく明るい時間に自然光で撮影するのがおすすめです。

4. 毛色の濃い猫は光の向きと背景に気をつける

引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー

黒い猫や毛色の濃い猫は、顔が暗くならないよう、光の当たる方向を向くようにして撮影するのがコツです。とくに、目に光が入ると表情わかりやすく、よい写真に仕上がります。
また、白か明るい赤・青・緑などのビビッドカラーを背景にもっていくと、毛色が映えて素敵な写真になるでしょう。

5. 照明が必要なときは、間接的に当てる

引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー

自然光のもとで撮影するのが一番ですが、時間や場所によっては暗くて照明が必要になることも。そんなときは、勉強机などで使用するLEDスタンドライトを白い壁に当て、反射光で間接的に猫を明るくするのがおすすめです。
猫に直接強い光が当たらないよう工夫しましょう。

コツさえつかめば、雰囲気のいい猫写真が撮影できるはず。目線や光の当て方を工夫して、かわいい写真を撮影してあげてくださいね。

お話を伺った先生/石原さくらさん(猫写真家 猫研究家)
参考/「ねこのきもち」2024年2月号『撮影&演出のプロが伝授!スマホで誰でも雰囲気よく猫写真を撮る方法』
文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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