模擬授業ができるスペースも備える 宮城教育大学の新しい学生寮

宮城教育大学で模擬授業などができるスペースを備えた学生寮が完成しました。

大学の正門近くに完成したのは、青葉こもれび寮です。鉄骨4階建てで延べ床面積は約4300平方メートルです。男女別の2つの棟に分かれ、それぞれ個室となっています。

特色は、プロジェクターや机が配置され模擬授業などを行えるほか、教員採用試験に必要なピアノの練習もできるセミナールームです。

オープンリビングというスペースでは、寮生が一緒に学んだり料理をしたりして交流できるようになっています。

宮城教育大学村松隆学長「子どもたちが困った時にしっかりと見つめて寄り添っていけるような人材に育てたい。この寮では実現できるのではないかと思っています」

寮の定員は約140人で、学生たちは順次入寮することになっています。

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