女子中学生の【制服着こなし】に「これが世代格差か、、!」→ 流行は10年でどう変わった?

時代と共に移り変わる「お洒落」。めまぐるしく流行が変化しているので、そのギャップに驚かされることってありますよね。
それは余所行きのファッションに留まらず、学生の制服にも当てはまります。
今回は筆者が体験した、中学校で働いていた時に驚いたエピソードをお届けします!

黒タイツで美脚効果

私が中学生時代、通っていた中学校では「黒タイツ」が大流行していました。
黒には引き締め効果がある為に、黒タイツを穿くだけで、足がほっそり見えることが女子達の人気を呼んだのです。
また、時には少し透け感のあるタイツを穿くのも、どこか大人のお姉さんっぽいイメージで好評でした。

「黒色って、汚れも目立ちにくいし、足も細く見えるし最高!」
私自身、そんな思いから黒タイツを日々、愛用していました。
ですが10年後、自分より一回り年下の子達がいる中学校で働き始めたら、驚きの光景がそこには広がっていたのです。

現代JCの主張

「あれ? あんまり黒タイツを見ないな……。暑いのかな?」
私が中学生の時は、学校は何処もかしこも黒タイツの中学生だらけでした。
ですが勤務先では黒タイツの中学生はほとんど見られず、多くの女子中学生達が素足にくるぶしソックスを身に付けているではありませんか。

「部活が終わった後、タイツを穿くのが面倒臭いのかな?」と思っていたのですが、1人の女子中学生がこう言いました。
「短い方が良くない? 私、テニス部で鍛えた美脚をアピールしたいし!」

私が中学生の時には聞かなかった意見なので、新鮮な印象を受けると同時に「やっぱり流行は、場所と時代によって変わるんだな」と再認識させられました。

楽しんでこそのお洒落

勿論、今でも黒タイツの流行っている学校はあるでしょうし、これはあくまで私が見たケースの内の1つです。
またしばらく経てば、学生達のトレンドにも、変化が見られることでしょう。

流行をファッションに取り入れるのも、お洒落の楽しみの1つですよね。
今も昔も変わらず、女子中学生達が制服コーディネートを楽しんでいる光景を目の当たりにして、なんだかとても胸が満たされました!

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:六条京子

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