<娘よ、ナイス!>ママ友「髪は長い方が女の子らしいわよ」度重なる性差別発言に → 娘がズバッと反撃!

《ジェンダーレス》という言葉が広く浸透してきた今もなお、性差別発言をしている人が一定数いますよね。ただ主張しているだけならまだしも、思想を押し付けてくる厄介者もいるようで……。これは、筆者の友人A子から聞いたお話です。

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幼い娘がいる主婦

私は、6歳の娘がいる専業主婦です。

娘が通う幼稚園は小規模で、各1クラスしかなく園児も少ないのが特徴。

そのため、ママ友たちとも必然的に仲良くなれました。

しかし、そのうちの1人B美が少々厄介者だったのです……。

性差別発言ばかりしているママ友

「やっぱり女の子はスカートでしょう」
「男の子なんだから泣かないの」

何かにつけては<女の子><男の子>と性差別発言を繰り返すママだったのです!

《なんだか時代錯誤なママだなあ》と思いつつも、あまり気にしていなかったのですが……。

B美の娘ちゃんだけに指導するならまだしも、周りのママ友にもだんだんその思想を押し付けるようになっていったのです。

人の子どもにもお節介発言をするように

特に、私の娘はそのターゲットになっていきました。

元気いっぱいで、本人の希望でショートヘアだったのが、気になった様子のB美。

何かにつけては、お咎めを受けるようになったのです。

「もっと髪は長い方が女の子らしいわよ」
「ちょっと男勝りな性格だから大変ね」
「おしとやかになるように、A子さんがしっかり教育しないと」

娘の意思を尊重して子育てしていた私。

正直、B美の発言はお節介極まりなく、疎ましさしか感じませんでした。

それでも《ママ友同士の関係の拗れが娘たちにも影響しては困る》と思い、苦笑いで交わす日々。

そんななか、園の運動会でまさかの展開が待ち受けていたのです!

娘が爽快に言い返してくれた!

障害物リレーで、娘はぶっちぎりで1位に。
夫とともに娘をたくさん褒めていると、またもB美の小言が爆裂。

「やっぱりやんちゃで男の子みたい」
「女の子らしくなるよう教育しなきゃダメでしょう」

頑張った娘を否定するような発言ばかり。
さすがにイライラしたので、言い返そうとすると……。

「私は私だもん」
「私は私が好きだからいいんだよ?」
「なんでいつも比べてくるの?」

娘がズバッと正論をぶつけてくれたのです!

これにはB美もタジタジに。

「そ、それなら別にいいわよね」
とそそくさ立ち去って行ったのです。

私と夫は顔を見合わせたあと
「そんな娘ちゃんが大好きだよ!」
とたくさん娘を褒めました。

娘は《へへっ》と嬉しそうに笑っていました。

男の子だからとか、女の子だからとか、決めつけるのはよくないですよね。何か理由があったのかもしれませんが、その後、B美からは小言を言われることもなくなり、娘同士も仲良く遊んでいます。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい

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