日経平均、割安銘柄に買い入り4日ぶり反発!111.41円高の「38,807.38円」で取引を終了【3月14日の国内株式市場概況】

2024年3月14日(木)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

3月14日の日経平均株価は、前日の米ハイテク株安の流れを受けて、続落スタート。ただ、割安銘柄が相場を支え、指数は徐々に下げ幅を縮小。日経平均株価は13時ごろプラスに転じると、その後はもみ合いながらも買い優勢の展開に。結局、前日比111.41円高の38,807.38円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが174銘柄、値下がりが51銘柄。

日経平均株価の寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、レーザーテック〈6920〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、バンダイナムコホールディングス〈7832〉、第一三共〈4568〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、アドバンテスト〈6857〉、東京エレクトロン〈8035〉、信越化学工業〈4063〉、中外製薬〈4519〉、リクルートホールディングス〈6098〉となりました。

また、東証プライム市場の売買高は16億6,000万株と前日と比べて増加した一方、売買代金は4兆3,374.72億円となり減少。

業種別では、電気・ガス業、石油・石炭製品、非鉄金属、鉱業、不動産業などが上昇した一方、パルプ・紙、銀行業、サービス業、精密機器が下落しました。

東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が極東証券〈8706〉で+300円(+21.58%)の1,690円、2位が雪印メグミルク〈2270〉で+302円(+13.86%)の2,481円、3位がネオジャパン〈3921〉で+130円(+11.62%)の1,249円となりました。

一方、値下がり下位は、1位がM&A総研ホールディングス〈9552〉で-1,020円(-13.99%)の6,270円、2位がソースネクスト〈4344〉で-33円(-13.10%)の219円、3位がさくらインターネット〈3778〉で-690円(-10.42%)の5,930円で取引を終えました。

なお、年初来高値を更新したのは60銘柄、年初来安値を更新したのは9銘柄でした。

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