「満足度の高い もう一度来たいと思ってもらえる観光地に」熱海市が宿泊税200円徴収へ 市議会が可決 花火のグレードアップなど観光振興に充てる

静岡県熱海市議会は3月14日、市内の宿泊施設を利用した人から200円を徴収する宿泊税条例を全会一致で可決しました。2025年4月から導入される見通しです。

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平日にもかかわらず多くの観光客で賑わう熱海市内。

<観光客>
Q熱海楽しいですか?
「めっちゃ楽しいです」
「おいしいものとかたくさん食べれて楽しいなって思います」

人気の熱海の観光をめぐり新たな条例が成立しました。

「起立全員であります。よって、議案第16号は委員長報告の通り可決されました」

14日、熱海市議会で可決されたのは宿泊税の条例です。宿泊税は熱海市内の宿泊施設を利用した12歳以上の観光客を対象に、1人あたり1泊200円を徴収するもので、静岡県内では初めての導入となります。

<熱海市 斉藤栄市長>
「観光客のお客様にとっては、税をいただく訳ですので、満足度の高い、もう一度来たいと思ってもらえる観光地にしたいと思っています」

宿泊税は、年間約7億円を徴収できると見込まれていて、使い道は観光振興に充てると定められています。

<熱海市ホテル旅館協同組合連合会 森田金清理事長>
「お客様が熱海に宿泊して頂けるための施設であったり、サービスであったり、ソフト面、ハード面、いろいろな形で検討しながら、1人でも多くのお客様が熱海に宿泊していただけるように、これから全力をあげていきたいと思っています」

宿泊税は2025年4月から導入される見込みで、熱海市は花火大会のグレードアップや新たなアクティビティの開発などを検討しています。

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