「休み⁉あぁそうか…」“ファン”も肩落とす「さわやか」創業者死去で異例の全店舗休業  

創業者が亡くなったことを受けてきょう一日、全店を休業した「炭焼きレストランさわやか」。3月14日、異例の臨時休業に、静岡県内では“さわやかロス”が起きていました。

【写真を見る】「休み⁉あぁそうか…」“ファン”も肩落とす「さわやか」創業者死去で異例の全店舗休業

<浜松総局 野田栞里記者>
「いつも混雑していて、行列も珍しくない『さわやか』の駐車場ですが…きょうは、がらんとしています」

いつもと違って静まり返った店舗。12日、「さわやか」の創業者である富田重之さんが老衰のため亡くなり、追悼の意を示すため、14日は静岡県内34店舗のすべての「さわやか」で営業を取りやめています。この事情を知らず、きょう店に来た人もいました。

<店を訪れた男性>
「休み⁉あぁそうか…先週食べに来なんだもんで、今週来ようと思って」

「え~知らなかったです、そうなんですね…」 Qきょうは何を食べるつもりで? 「いつもメニュー見ないです『げんこつハンバーグ』一択で。残念ですね」

静岡県民のソウルフードとしても親しまれる「さわやか」の看板メニュー、『げんこつハンバーグ』牛肉100パーセントの炭火焼きで客の目の前で、カットして仕上げるのが特徴です。

『げんこつハンバーグ』といえば、中身が赤い状態で運ばれてきますが、みなさん、それぞれ“好みの食べ方”があるようです。

<レア派県民>
「店員さんがやってくれたまんま食べます。ちょっと赤いくらい」
<よく焼き派県民>
「私は、めっちゃ焼きます。店員さんに『むっちゃ焼いてください』って頼んで」
<よく焼き派県民>
「かなり火を入れて(鉄板に)押し付けて。ウェルダンまではいかないけど、ミディアムくらいにもってくくらいには焼きますね」
<レア派県民>
Qどれくらいの段階で食べるのが好きですか?
「中赤い方ですかね。粒感があるんですよね、食ったときに。あれが結構好きです」

味はさることながら、音や香り、食べ方まで楽しめる「さわやか」のハンバーグ。
15日から通常営業に戻るということです。

© 静岡放送株式会社