はだのふるさと大使で人気バンド「LUNA SEA」のドラマー・真矢さんが14日、母校の秦野市立本町中学校(同市富士見町)を訪れ、生涯学習講座の講師を務めた。在校生と保護者ら約500人を前に真矢さんは「同郷の仲間として触れ合えたのがうれしかった」と笑顔で振り返った。
真矢さんは吹奏楽部のドラム担当、菅原康太郎さん(14)とのセッションでは、菅原さんの質問に答えながら演奏技術を披露。迫力あるスティックさばきとリズムに、生徒らは圧倒されていた。
この日のために家族にドラムセットを購入してもらい、猛練習して臨んだ菅原さんは、真矢さんからスティックを贈られ「あこがれの存在で日本を代表するドラマーだけど、今日は優しい先輩だった。自分もそういう存在になりたい」と興奮気味に話した。