“平均4%” 賃金アップへ 高卒30歳モデルで1万円 初任給も約1万円引き上げ 北海道電力 人材獲得競争が背景

北海道電力

北海道電力と北海道電力ネットワークは、社員平均で4%賃金を引き上げることなどで労使交渉において労働組合と妥結したと発表しました。賃金は全社員に対し職能等級などに応じて引き上げられ、月の賃金で社員平均4%です。高卒30歳、勤続12年の平均的な社員で1万円ほどだということです。初任給も10500円引き上げられ、高卒で18万2000円、大卒で22万5000円、大学院卒で24万9000円となります。賞与は年間4.2か月分(前年は3.9か月分)となります。全社員を対象とした賃金の引き上げは16年ぶりだということです。北海道電力と北海道電力ネットワークは「人材獲得競争が一層激化することが想定される中においても、成長の原動力となる優秀な人材の確保・定着を図るとともに、社員一人ひとりが働きがいを感じることができる環境を整備することが必要との考えのもと、その一環として月例賃金の引き上げおよび初任給改定を実施することとしました」としています。

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